November 2011

2011

そろそろ、沖縄に来て変に感じたことをまとめておこう。 「〜しましょうね」 沖縄の訛りだが、意味は 「I will 〜」だそうだ。 本土の感覚だと「 Let’s 〜 」だから紛らわしい。 会議の合間に「トイレ行ってきましょうね」とか言われて、「いや、男女別だから一緒に行っても……」なんて反応すると間違いなく変態扱いされるので注意。 面倒なのは、半々くらいの確率でこれを沖縄特有の訛りだと沖縄の人が認識していないこと。つまり、どっちの意味で言っているのかわからないことも多い。 夏でも焼き芋 オフィス入っているビルの港に面した側のデッキにカフェがあるのだが、一年中焼き芋を売っている。ここだけでなくスーパーなんかでも同様だ。 夏に焼き芋はないでしょうと思うのだが、ところ変わればこういうのもありなのかな。しかし、一度も焼き芋を食べている人を見たことがない。観光客を県全体でだましてるドッキリなのかと今でも疑っている。 おにぎり温め コンビニでおにぎり買うと必ず「温めますか?」と聞かれる。 県民に聞くとご飯だから温めた方がおいしいという。おにぎりはおにぎりにした瞬間からご飯とは別の食べ物なんだよ。冷たくてもおいしんだよ……とは本土の理論。 たとえば、梅干しのおにぎりを梅干しごとレンジに掛けておいしいのか? わざわざ生たらこのおにぎりを買ってるのに、温めますか?って焼きたらこ以外売らない気か? 何度遭遇してもいらいらする風習です。 牛乳の量が少ないだよ! 沖縄で紙パック入りの牛乳を買うと、なんと946ml。 普通1Lでしょ?と言ってみても始まらない。微妙に少ないのです。 これはアメリカ統治時代の影響で、アメリカの単位に合わせて1/4ガロンでパックが作られているからだそうな。 ユタ ナウシカ 「ユパ様!」 ユパ 「おおっ、ハハハ、ナウシカ、見違えたぞ」 ナウシカ 「1年半ぶりですもの、 父が喜びます」 ユパ 「礼を言わねばならんな、よい風使いになった」 のユパさまじゃありません、ユタさまです。 沖縄の霊媒師のことをユタというそうな。意外に生活に入り込んでいて、ユタに相談するってのは我々が占いとかに行くよりももっと頻繁に行われている気がします。実際うちのスタッフでユタのお告げで籍入れちゃったとかありましたし、本土から来た小児科医の人は「俺よりみんなユタを頼ってる」って悩んでました。 ユタ恐るべし だからよ〜 沖縄の万能の同意を示す言葉で、「だからさ〜」とか「だからよ〜」とか言います。 本土の感覚だと「だからよ」と言われたら「That’s the reason!」って感じですが、もうそんなこと関係なく激しい同意を示すようです。 「今日も忙しかったよね」 「わたしも−、超忙しかった」 「緊急対応もあったしね」 「だからよ〜」 てな感じかな。 最初はなれずに、「だから? 何?」とか思って次の台詞を待っていましたが、意味的には「そうそう!」的なニュアンスなんでもう会話は終わってるんですね、ハイ。 エスカレーター 大阪では昔からエスカレーターに乗ると右側に寄って、歩いていく人のために左側を空けていた。東京に移り住んだとき、東京では当時そんなマナーは一般的でなかったのでイライラ下ものだ。最近では東京も片側(なぜか大阪と反対側)を空けるようになってきた。 沖縄ではまず片側を空けたりしない、というか話をすると「なんで空けなきゃいけないの? 危ないじゃん」的な反応が返ってくる。 ま、沖縄はエスカレータに乗る機会もあんまりないからどっちでもいいんだが。
今までiPhoneでのTwitterクライアントとしては、OsfooraやTweetListなどを使用してきたが、iOS 5でTwitterが標準でサポートされ、Twitterの公式アプリの導入が促されるようなりすっかりこれが定番になるんだと思っていました。 ところが最近急速にお気に入りになっているのが、Tweetbotというアプリ。Tapbotsという会社のアプリでどのアプリも共通してロボットライクなユーザーエクペリエンスを目指しており、実際に使い勝手のようアプリを厳選してリリースしている会社です。 TweetBotのよい点は、 TweetList以上にリストとタイムラインの行き来が自由なこと スワイプやマルチタップどiOS独自のインターフェイスを活用し、非常に効率的で実用的なインターフェイスを実現している MobilizerやRead it laterなどのサポート 特にマルチタップは一見ダブルタップやトリプルタップなど面倒な仕様に思えるが、実際に使っていくとダブルタップだから誤操作を防止しつつ画面の煩雑さを廃したシンプルなインターフェイスを実現できているのが、よくわかる。 唯一残念なのは、TextExpanderがサポートされない点ですが、これも上記のメリットに比べると目をつぶれるレベルの話。さすがに定番中の定番、PasteBotをリリースしている会社、今のところ、最強で最善のTwitter CLientだと思います。
昨年iPhone 4を買ったばかりなので移行するつもりはなかったのだが、電話機能の調子 が悪く修理にお金がかかりそうだったのでついiPhone 4Sに移行することに。 前回ブラックモデルしかない頃にiPhone 4を購入したので、今回はホワイトの64GBのモ デルにしました。3Gはホワイトだったが前面は黒かったので、正面も白ってのは違和感 がありです。iPhone 4と並べて見ると、筐体はほとんど変化なし。耳を当てる部分にス リットが追加されていたり、側面のボタンの位置が微妙に変わっています。 このボタンの位置の変更で以前使っていたAir Jacketが使えなくなってしまいました。 純正のBumperとかもだめでしょう。Air Jacketが気に入っていたので再びAir Jacketの 4S対応のものを購入。ただし、以前と同じクリアブラックはせっかくのホワイトがもっ たいないし、クリアは本体とケースの間に光の屈折で干渉模様が出るという話なので、 ホワイトのラバーコーティングを購入。さすが国産メーカー、すさまじい精度で本体に ぴったりでガラス面と側面の細かい段差まで再現してあります。ラバーコートはアップ ルマークが隠れてしまうのは残念ですが、思ったよりも手触りもよくしっかりとホール ドできます。このJacketには定評のあるアンチグレアとクリアの液晶保護シートがつい ているのでおすすめです。 パフォーマンス的にはDual CoreになってCPUパワーは2倍、グラフィックスの描画は7倍 となっていますが、通常に使ってる分にはほとんど体感できません。Infinity Bladeな ど派手なグラフィックスを使ったゲームではさすがに動きがスムーズだし、GarageBand やGuitar Proのように重たいソフトを使うとありがたみが身にしみます。今回ハード的 にはiPhone 5と言ってもいいくらいに別物になっていますが、内部メモリーだけは従来 通りであるようです(Infinity Bladeの開発者談)。5が出た際強化されそうなポイント です。 ソフト的な機能はほとんどiPhone4で体験済みですが、一番のハードの進化でうれしいの はカメラでしょう。5メガから8メガピクセルへの解像度の強化より、f2.4の明るいレン ズとCCDの感度の向上で驚くほど明るい写真が撮れるようになっています。 試しに iPhone 4とiPhone 4Sで夜お店の看板を撮ってみました。iPhone 4で撮ったiPhone 4で 撮った写真は、明るさが足りず手ぶれが起こっています。iPhone 4Sで撮ったiPhone 4S で撮った写真は、レンズの明るさに助けられて手ぶれもなく鮮明に撮れています。感覚 的にはコンパクトデジカメのハイエンド並の画像は撮れそうで、もうこれからはデジカ メを持ち歩く必要なないでしょう。 あとは、Siri。今は日本語のサポートがなく英語で使っていますが、“Call xxxxx”(xxxxxxはニックネーム、英語で付けておく必要がある)とかiPhoneに向かって 話すと電話を掛けてくれます(ちなみに"Hiroko"って母です)。”Where are you from ? “とか聞くと、”Like it says on the box… I was designed by Apple in California” とか答えてくれます。可愛い奴です。ついつい時間を忘れて話しかけ続けてしまいま す。 可愛い奴です。ついつい時間を忘れておしゃべりを続けてしまいます。ただ、時々 自分の英語の通じなさに自信をなくします……
Many TricksのMoonというアプリを発見。 Windows7などと比較するとMacのインターフェイスは強力だが、ウィンドウサイズの制御 が意外に弱かったりする。このソフトはそんなMac OSXの弱点を強化してくれる。簡単に いうと、ウィンドウの配置とサイズの制御を簡単にユーザーができるようになる。機能 の詳細はサイトにIntroduction Videoがある。 設定で常駐させると、ウィンドウの左上にある緑のボタンにマウスを持っていくと図の ようなメニューが現れるようになる。上部の5つのボタンは、それぞれ全画面、左側、 右側、上部、下部にウィンドウを寄せてサイズを適当に合わせてくれる機能がある。た とえば、左側にBlogエディタを、右側にプレビューを配置するようなことが簡単できし まう。さらにその下グリッドのようなものを、デスクトップ全体をグリッドで表してい て、このグリッドをドラッグしてウィドウの配置、サイズを自由に設定することができ る。 Mac OSXにはZoomとMinimumの機能しかない。Mac OSXには重なり合ったウィンドウから必 要なウィンドウを探すためのMission Controlがある。これは大変洗練された機能である が、複数ウィンドウを整理して配置し作業する環境を作るためのものではない。 これまでは仕方がないので、マウスでウィンドウを操作してサイズを合わせ位置を調整 していたのだが、これから時間をかけずに瞬時にウィンドウを整理することができる。
iCloudを使い始めた。 当初.Mac時代から引きずっているAPPLE IDで試したのだが、APPLE ID ≠ メールアドレスになるため面倒でしかたがない。新しくiCloudのIDを取得した。これでAPPLE ID = iCloudのメールアドレスになる。iTMSのAPPLE IDは別途設定できるので、アプリ購入に使用しているIDとは独立して管理できる。 メール 今のところまだユーザーが少ないためか、わたしの場合はフルネーム@me.comでアドレ スが取得できた。設定はiCloudのアカウントを設定するだけで出来てしまう。もちろん プッシュをサポートしているので、メールがサーバーに届いた時点で通知が来る。iOS5 で通知機能が強化されているので、i.softbank.jpのアドレスより使い勝手がよい。ま た、iCloudではWebインターフェイルのメールも扱えるので、PCではそちらを使うと便 利。インターフェイス自体はMac OS X LionのMail.appに準じているのでMacユーザーは すぐに使えるでしょう。 わたし自身はiPhoneのメインにGmailを使っているがプッシュをサポートしている点はか なりポイントが高い。GoogleがGmailの純正アプリをiPhone向けにリリースしそうで、そ の出来次第では乗り換えてもよいかな。 連絡先 「連絡先」もiCloudで同期させた。 いままではGmailと同期させていたが、フォルダなどの情報が落ちてしまうのでどちらに しても使い勝手が悪かった。iCloudはさすがにApple純正のサービスなので完全に再現し てくれる。MacもiPadもiCloudの「連絡先」をメインにしたので、すべての環境がiCloud をHubにしてOTA(Over the Air)で同期している。これでどこで連絡先を追加しても瞬時 に同期となる訳だ。iCloudのメールに心が傾いているのもこの「連絡先」の同期が大き い。 カレンダー カレンダーの同期は使わないこととした。 理由はGoogle Calendarを使いたいため。 WebのiCloudでもカレンダーは参照できるし、 Macユーザーならカレンダーも同期させたほうがよいだろうが、、やはりGoogle Calendarのほうが高機能なので捨てがたい。 Google Calendarの同期にはMac上のSpanning Syncを使用している。CalDavでも同期でき るが、そうすると参照のみ可能なカレンダーになってしまうので今のところGoogle と Mac/iPhoneなどを同期させるにはSpanning Syncが唯一の手段。ところが、カレンダーを iCloudに移行してしまうとSpanning Syncから参照できなくなり同期不能となってしま う。Spanning Syncの開発元のブログによるとどうやらAppleがプロテクトをかけている らしい。 書類とデータ いわゆる”Documents in The Cloud"ってやつ。ただし、アプリが対応している必要があ るようで、Keynote/Numbers/PagesなどいわゆるMacでいうiWorksのアプリは対応してい る。ただし、ここので同期はiOS間のみ。MacなどiWorksが動作する環境でも同期はでき ない。MacではWebインターフェイスからダウンロード/アップロードを行う必要性があ る。この辺りは互換性の問題だろう。 いままでこういったデータの同期はDropboxを使うアプリが多かったが、今後はiCloud対 応が増えていくに違いない。実際超メジャーアプリのGoodReaderはiCloudに対応したよ うだ。 フォトストリーム フォトストリームは、わたし自身はまだテスト中といったところ。iPhoneで撮った写真 がiPadやMacですぐに見えるのは楽しい。ただし、自身のiCloudの機器間での同期なの で、当然公開目的では使えないし、今のところiCloudのWebのインターフェイスからは画 像を参照することは出来ない。