2012

App Storeの登場でMacのソフトが安くなりましたが、特にAppleのプロ用のソフトが以前と比べると半額以下です。今回は、音楽作成ツールのLogic Pro 9を導入。以前は5万円を超えるソフトでしたが、本当に安くなりました。とりあえず、なんか試さねばと、アレもそろそろだし “Oh! Darling”を演ってみました。 今回は、ギターもPodでなくGX経由でつないでLogicのプラグインで音を作りました。 Garagebandからわたしのように移行するユーザーも多いでしょうが、インターフェイスが似ているだけに同じものだと思うと普通の人は面食らってしまうでしょう。ちゃんとマニュアルを読んだわけではないので、見よう見まねで打ち込みと録音をしてみました。うれしいのは、 音源やループが豊富 Garagabandからさらにかなり強化されています。Garagebandのピアノでは感じが出ませんでしたが、LogicのSteinway Pianoだとそれっぽくなります。 慣れは必要ですが、編集が楽 ハイパーエディタで一気にベロシティを変化させることもできますし、ドラム専用のエディタがあるのはうれしい。 アレンジも楽 パンチイン、パンチアウトが簡単にできてしまうので、今までだと捨ててたテイクを残しておいて、テイク1の前5秒とテイク2の中20秒とテイク3の最後の部分を使うとか簡単にできてしまいます。 とはいえ、まだまだ使いこなせていないので、Apple Pro Training Seriesの参考書を買いました。日本語版はバージョン8対応した出ておらず高かったので、Amazon.com から英語版を購入。4日程度で届きました。

2011

今までiPhoneでのTwitterクライアントとしては、OsfooraやTweetListなどを使用してきたが、iOS 5でTwitterが標準でサポートされ、Twitterの公式アプリの導入が促されるようなりすっかりこれが定番になるんだと思っていました。 ところが最近急速にお気に入りになっているのが、Tweetbotというアプリ。Tapbotsという会社のアプリでどのアプリも共通してロボットライクなユーザーエクペリエンスを目指しており、実際に使い勝手のようアプリを厳選してリリースしている会社です。 TweetBotのよい点は、 TweetList以上にリストとタイムラインの行き来が自由なこと スワイプやマルチタップどiOS独自のインターフェイスを活用し、非常に効率的で実用的なインターフェイスを実現している MobilizerやRead it laterなどのサポート 特にマルチタップは一見ダブルタップやトリプルタップなど面倒な仕様に思えるが、実際に使っていくとダブルタップだから誤操作を防止しつつ画面の煩雑さを廃したシンプルなインターフェイスを実現できているのが、よくわかる。 唯一残念なのは、TextExpanderがサポートされない点ですが、これも上記のメリットに比べると目をつぶれるレベルの話。さすがに定番中の定番、PasteBotをリリースしている会社、今のところ、最強で最善のTwitter CLientだと思います。
Many TricksのMoonというアプリを発見。 Windows7などと比較するとMacのインターフェイスは強力だが、ウィンドウサイズの制御 が意外に弱かったりする。このソフトはそんなMac OSXの弱点を強化してくれる。簡単に いうと、ウィンドウの配置とサイズの制御を簡単にユーザーができるようになる。機能 の詳細はサイトにIntroduction Videoがある。 設定で常駐させると、ウィンドウの左上にある緑のボタンにマウスを持っていくと図の ようなメニューが現れるようになる。上部の5つのボタンは、それぞれ全画面、左側、 右側、上部、下部にウィンドウを寄せてサイズを適当に合わせてくれる機能がある。た とえば、左側にBlogエディタを、右側にプレビューを配置するようなことが簡単できし まう。さらにその下グリッドのようなものを、デスクトップ全体をグリッドで表してい て、このグリッドをドラッグしてウィドウの配置、サイズを自由に設定することができ る。 Mac OSXにはZoomとMinimumの機能しかない。Mac OSXには重なり合ったウィンドウから必 要なウィンドウを探すためのMission Controlがある。これは大変洗練された機能である が、複数ウィンドウを整理して配置し作業する環境を作るためのものではない。 これまでは仕方がないので、マウスでウィンドウを操作してサイズを合わせ位置を調整 していたのだが、これから時間をかけずに瞬時にウィンドウを整理することができる。
iCloudを使い始めた。 当初.Mac時代から引きずっているAPPLE IDで試したのだが、APPLE ID ≠ メールアドレスになるため面倒でしかたがない。新しくiCloudのIDを取得した。これでAPPLE ID = iCloudのメールアドレスになる。iTMSのAPPLE IDは別途設定できるので、アプリ購入に使用しているIDとは独立して管理できる。 メール 今のところまだユーザーが少ないためか、わたしの場合はフルネーム@me.comでアドレ スが取得できた。設定はiCloudのアカウントを設定するだけで出来てしまう。もちろん プッシュをサポートしているので、メールがサーバーに届いた時点で通知が来る。iOS5 で通知機能が強化されているので、i.softbank.jpのアドレスより使い勝手がよい。ま た、iCloudではWebインターフェイルのメールも扱えるので、PCではそちらを使うと便 利。インターフェイス自体はMac OS X LionのMail.appに準じているのでMacユーザーは すぐに使えるでしょう。 わたし自身はiPhoneのメインにGmailを使っているがプッシュをサポートしている点はか なりポイントが高い。GoogleがGmailの純正アプリをiPhone向けにリリースしそうで、そ の出来次第では乗り換えてもよいかな。 連絡先 「連絡先」もiCloudで同期させた。 いままではGmailと同期させていたが、フォルダなどの情報が落ちてしまうのでどちらに しても使い勝手が悪かった。iCloudはさすがにApple純正のサービスなので完全に再現し てくれる。MacもiPadもiCloudの「連絡先」をメインにしたので、すべての環境がiCloud をHubにしてOTA(Over the Air)で同期している。これでどこで連絡先を追加しても瞬時 に同期となる訳だ。iCloudのメールに心が傾いているのもこの「連絡先」の同期が大き い。 カレンダー カレンダーの同期は使わないこととした。 理由はGoogle Calendarを使いたいため。 WebのiCloudでもカレンダーは参照できるし、 Macユーザーならカレンダーも同期させたほうがよいだろうが、、やはりGoogle Calendarのほうが高機能なので捨てがたい。 Google Calendarの同期にはMac上のSpanning Syncを使用している。CalDavでも同期でき るが、そうすると参照のみ可能なカレンダーになってしまうので今のところGoogle と Mac/iPhoneなどを同期させるにはSpanning Syncが唯一の手段。ところが、カレンダーを iCloudに移行してしまうとSpanning Syncから参照できなくなり同期不能となってしま う。Spanning Syncの開発元のブログによるとどうやらAppleがプロテクトをかけている らしい。 書類とデータ いわゆる”Documents in The Cloud"ってやつ。ただし、アプリが対応している必要があ るようで、Keynote/Numbers/PagesなどいわゆるMacでいうiWorksのアプリは対応してい る。ただし、ここので同期はiOS間のみ。MacなどiWorksが動作する環境でも同期はでき ない。MacではWebインターフェイスからダウンロード/アップロードを行う必要性があ る。この辺りは互換性の問題だろう。 いままでこういったデータの同期はDropboxを使うアプリが多かったが、今後はiCloud対 応が増えていくに違いない。実際超メジャーアプリのGoodReaderはiCloudに対応したよ うだ。 フォトストリーム フォトストリームは、わたし自身はまだテスト中といったところ。iPhoneで撮った写真 がiPadやMacですぐに見えるのは楽しい。ただし、自身のiCloudの機器間での同期なの で、当然公開目的では使えないし、今のところiCloudのWebのインターフェイスからは画 像を参照することは出来ない。

2008

最近Weblogの記事はMarkdown記法を使って記述している。プレーンなテキストに近いの で特にAuthoring toolなどのサポートは不要な気もするが、何かないかと探してみたと ころ、Emacs向けのmarkdown-modeというのがあったので試してみた。 試した環境は、Windowsで稼働するEmacsクローンのMeadowとMacOSX上のCarbon Emacsの2つ。 インストールはまず、markdown-modeのページからmarkdown-mode.elをダウンロードし、 Emacsのload-pathが通っている適当なディレクトリに配置する。次に、markdown-modeの ページにあるように以下のコードを .emacsに記述し再起動する。 ;; markdown-mode (autoload 'markdown-mode "markdown-mode.el" "Major mode for editing Markdown files" t) (setq auto-mode-alist (cons '("\\.mdml$" . markdown-mode) auto-mode-alist)) ;; markdown.php (setq markdown-command "markdown.php") 以上の設定でEmacsを再起動して、拡張子が.mdmlのファイルを開くと自動的にmarkdown モードになりテキストが記法のシンタックス に従って色付けされるので、 非常にわかりやすい。M-qやauto-fill-modeで整形すると読みやすくなるが、Markdownの タグの途中で改行されると不調なので注意が必要だ。 いくつかのコマンドとショートカットが用意されていてタグを挿入してくれたりする が、Markdownの記法自体がシンプルなのでほとんど使用しない。シンタックスを知って いて色付けしてくれるだけで十分。せいぜい、ANCHORS(c-c- c-a l)でリンクの空フォー ムの作るくらい。あとは、以下に説明するmarkdown.phpなどのフィルターコマンドを使 用できるようになっていれば、COMMANDS(c-c c-c)系を使って生成されるHTMLを確認した り、ブラウザでプレビューを行ったりできる。ただし、ブログの記事などの場合そのま まではHeaderがないためブラウザがエンコードを識別できずバケバケだったりするし、 当然スタイルもつけられていない。まぁ、気休め程度のものだ。 そして、Markdownで記述した記事をHTMLに変換して一応確かめるために、PHP Markdow nを導入する。ダウンロードしzipを解凍 したら、MacOSXの場合markdown.phpを以下の編集する。 1行目に追加 #!/usr/bin/env php . . 最後の部分を変更 if ($argc < 2) { $src = 'php://stdin'; } else { $src = $argv[1]; } echo Markdown(file_get_contents($src)); ?